
声を台風に飛ばされながら笑う友 背後はやけに広々として
花山 周子
台風5号が石垣島に近づいてきた。前回、2号が石垣に接近したときには東京にいたので、今度こそ(?)と張り切っているが、規模としてはあまり強くないようだ。
マンゴーやパイナップルなど、農作物のことを考えると、なるべく風雨が強くないよう、祈るばかりである。わが家のバナナも、ようやく実がついたばかりなので、何とか持ちこたえてほしい。
それにしても忙しい。いろいろな仕事を引き受けすぎたのが原因である。昔から自分はそうだったなぁ、と反省するばかり。断れなくて引き受けるのではなく、その仕事が面白そうで、他の人にはさせたくなくて、どんどん引き受けてしまうのだから、単なるお調子者である。
たくさんの締め切りが迫ってきてパニックに陥りそうになったとき、この歌のような豪快な人がいると、とても嬉しいだろう。こんな人は、言葉よりも先に体が動く人だ。私もそうありたい――ということで、相棒が庭から運びこむ鉢植えを、私もせっせと室内に敷いたブルーシートの上に並べるのであった。
風の音が強くなってきた。気圧計はいつも1010hPaくらいを示すのだが、6月24日19時現在は990hPaを指している。さて、夕飯にしなければ。
☆花山周子歌集『屋上の人屋上の鳥』(ながらみ書房、2007年)
こちらは最近、近所の大学生の子らとボランティア活動などやっていますが平成生まれの人らとの作業は気持ちが若返るので楽しいですね〜
いやいや、仕事に追われる毎日です。若い人たちとのボランティア活動、いいですね。島でもいろいろな活動があるので、できるだけ関わりたいと思っています。
ハリケーンに遭遇なさったとは! 今回の台風5号はそれほど大きなものではありませんでした。2号のせいでマンゴーなどの出荷が大幅に遅れているので、農家の方たちはほっとしていることと思います。
四国生まれの知人は「台風の風の中にいると血が騒ぐ」と言っていました。「吹雪の中を車ではしっているとわくわくする」と言っていた北海道の人もいました。70才近いご婦人でしたが。
10年間札幌にいて、故郷に帰ってきた紀州生まれ紀州育ちの私も、「良くこんな湿度の高いところで生きていたもんだ」と怪しみながら、今頃の季節が一番生きていることを実感しているのですから呆れます。
今日の記事は、紹介されている短歌の面白さもさることながら、松村さんご自身の性質が語られているので、楽しく読ませて頂きました。「その仕事が面白そうで、他の人にはさせたくなくて」というのが、とても良かったです。
鉢植え運びお疲れ様でした。元に戻すのもがんばりましたか?笑
四国生まれの方も、北海道の方も、ふるさとの風土と気質が関係し合っているようで、何だかしみじみしますね。
自分の欠点が時々本当にいやになりますが、こういうものはあまり直らないのかもしれません。
もなママさん、
いつも気にしてくださって、ありがとう!
鉢植え運びは、相棒が主に頑張りました。停電も1分くらいしかしなかったし、今回は大したことなくてよかったです。
でも、松村さんのブログに来られる方達は皆さん優しい方達ですね。様子を見守りながらコメントを控えておられるような・・。