
1年経つのがどんどん早くなっている。
今夏ブログを再開したものの、なかなか頻繁に更新できなかったのは、私の要領の悪さのせいである。仕上げるべき仕事が中途半端な形のまま2012年が終わろうとしていることに、愕然とするばかりだ。
年々に吾という鍋厚くなり形なきまで煮溶かす思い
この歌を作ったのは三十代後半のころ である。人間的な成熟という意味の厚みではなく、一種の鎧のようなイメージを表した。「煮溶かす」べき思いというものをたくさん抱えていた時期でもあった。今になれば、そこまで煮溶かすなんてことはできず、ごつごつとしたものと何とか折り合いながら生きるしかないことが分かるのだが。
いま、1月3日締め切りの仕事に全力投球しなければならない状態である。しんどいけれども、これが形になったときの喜びも大きいと思う。
というわけで、皆様よい新年をお迎えください。
来年はもう少し頻繁に更新して、よい歌をたくさん紹介したいと願っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
*松村由利子歌集『薄荷色の朝に』(短歌研究社・1998年12月刊行)
年末年始もお仕事、大変そうですが、是非頑張ってくださいませ。来年もまた、なにとぞ宜しくお願い致します^^
本当にありがとうございます!ネット上でも、こんなによい交友が生まれるということ、出会いの不思議は、私の財産だと思っています。コメントを励みに、来年も頑張ります♪
煮溶かして、裏ごしして、舌触りの滑らかなスープに出来ると良いのですけれど・・。
今年もよろしくお願いします。
3日締め切りの原稿、いま手直しの指示を受けて書き直しているところです(^^);
とても素敵なコメントをいただいて、すっかり嬉しくなりました。新しい歌ができそうな……こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いします。
鍋からは澄んだスープもやさしい香りも生まれます。
今年、素敵な年になりますように。
これからもブログを楽しみにしています。
味わい深く澄んだスープ、私も生み出したいです!
なかなか仕事は終わりませんが、自分の持てる力をすべて注ぎたいと思っています。
ブログの方も楽しく読まさせてもらってます。
これからも無理をなさらないように体に気をつけて下さい。
ありがとうございます!私にとって最初のエッセイ集で、とても愛着のある本です。お楽しみいただいているとのこと、嬉しいです。ブログはなかなか更新できずにいますが(^^);気長に待っていてくださいね。