
ここ数年かけて書いてきた原稿が、やっと本の形になった。
長い間ブログを書くことをやめていたのは、心の余裕がなかったからだ。本当に有能で忙しい人は決して「忙しい」と言わないものだというけれど、確かにそういう面はある。この半年余りの私の頭の中は飛行機といろいろな人物でいっぱいで、その状態を「忙しい」と称して、サボったり断ったりする言いわけにしていた。
ともあれ、拙著『お嬢さん、空を飛ぶ』(NTT出版)が刊行されて、ほっとしている。ウェブマガジンの連載時には「女もすなる飛行機」というタイトルで、自分としてはややお茶目で悪くないと思っていたのだが、数人からNGが出たので一所懸命考えた(思い返せば、新聞記者時代も連載企画のタイトルを決めるのが苦手だった!)。
「大空を目指して」だとか「ひこうき雲の描いた夢」だとか、「なんだかなぁ〜」的なものしか思いつかなかったのだが、あるとき天啓のようにひらめいたのが「お嬢さん〜」であった。モンゴメリの『パットお嬢さん』や犬養道子の『お嬢さん放浪記』など、ちょっぴり古めかしく懐かしい響きがあるのがいいと思った。何より、この本に登場するキャサリン・スティンソンという女性パイロットが、大正時代に来日した折に「スチンソン嬢」「ス嬢」と親しまれていたのである。
私にとって大切な『お嬢さん〜』が、たくさんの人に愛されますように。
拙著についての概要はこちら。
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002283
わくわく。
さっそく購入してくださって、どうもありがとうございます。お楽しみいただけますように。
nokoさん、
自費出版ではないので、ふつうに書店に並ぶはずです(並べてほしい……)。なかったら本屋さんで注文なさってください。
冷奴さん、
お読みくださって本当にありがとうございます。ブログはぼちぼち続けてゆきます。
ゆっくり読ませていただきます。
お住まいは暖かいのでしょうね? こちらは、場合により、明日、雨から遅く雪の予報! 少しなら歓迎の私です。お元気で!!
早速にご購入くださった由、深く御礼申し上げます。お楽しみいただけると嬉しいです。こちらは気温22℃、雨続きでちょっぴり憂うつです。どうぞお風邪など召されませんように♪
私の方は、かねてから手元に置いておきたいと思いながら購入していなかった『31文字のなかの科学』、イー本で注文して本屋さんに届いたという連絡が来ましたので、これから取りに行ってきます。
『31文字のなかの科学』は愛着の深い本です。新聞記者時代の経験をたくさん盛り込みました。これから先はもう書けない内容だと思います。本当にありがとうございます。
じっくり読ませていただいていますよ。
大切な人にもプレゼントしました。
素敵な本を出されて、友達としても鼻が高いです!
どうもありがとう!!誤植を含め、構成などの欠点が目につき、だんだん気持ちが落ち込んでいるところでしたが、慰められました。お楽しみいただければ何より嬉しいです。
「パリ郊外の春夏秋冬」第一歌集を出そうと思っています。
2014年が 空を飛ぶ楽しさを味わえる年になりますように。
時代遅れの飛んでた女は落ちるしかないけれどこれから飛ぶ紙飛行機をまだまだ作りたいです。
その節はお世話になりました。今しばらくお待ちくださいね。
あなたの歌集をとても楽しみにしています。どうぞ実現できますように!
こちらこそご無沙汰してしまってごめんなさい!拙著を読んでくださって、本当に嬉しいです。私もお便りいたします♪