
新しい年を迎えると、清々しい思いに満たされる。そして、仕事への新たな意欲も湧いてくる。並行して進めている仕事の中には、年内に形になるものがいくつかあり、自分でも楽しみでならない。誠実に書いてゆこうと思う。
細々と続けてきたこのブログについては、今年はほとんど更新できない見込みである。というのも、砂子屋書房のサイトで「一首鑑賞*日々のクオリア」という連載を担当することになったからだ。さいかち真さんと組んで、交互に書いてゆく。私は月・水・金を担当することになった。
http://www.sunagoya.com/tanka/
これまでの執筆者のなかには、「一首鑑賞」というよりは読み応えのある歌集評、という感じで、毎回とても力のこもった長文をしたためた方も多いが、私は「一首鑑賞」の形を大事にしたい。読んだ方に「今日、この一首に出合えてよかったな!」と思っていただけるような、そんな「日々のクオリア」を目指したい。
商人(あきんど)のような声出し携帯の向こうの部下に夫は指示する
前田康子
初回の1月5日には、昨年「日々のクオリア」を執筆した前田康子さんの歌を紹介した。「ああ、『塔』の人らしい、いい歌だな。自分にはこういう詠い方はできないなぁ」と思う一首である。
*前田康子歌集『黄あやめの頃』(2011年、砂子屋書房)
その通りです!でも、「過激」なものを書く余裕があるかどうか……いや、書かねばなりませんね。
ウイルスと菌に言及しての解説で歌意を理解することが出来ました。
『赤毛のアン』の訳者についての文章も興味深く拝見しました。
作者のモンゴメリも牧師の妻でありながら内的な問題を抱えていた人のようですが、神の御旨を受け入れて従うというのは難しいことですね。受け入れたつもりで真逆の方向へと向かっていたりする。キリスト教徒として考えさせられる内容でした。
幅広いご活躍を祈りつつ、楽しみに拝見させて頂きたいと思います。
ご無沙汰しております。今年はいろいろ忙しくて、自分のブログを書く余裕がありません(要領が悪いものですから!)
「日々のクオリア」を読んでくださって、どうもありがとうございます。隔日掲載なので、けっこう大変ですが、楽しんで書いています。時々のぞいていただければ嬉しいです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
↓
http://d.hatena.ne.jp/myrtus77/20150720/p1
いつもいろいろありがとうございます。
ブログ「雨音につつまれて」を拝見しました。「とり下げる」なんて、とんでもないです!
ご紹介くださったことを感謝するばかりです。葛原妙子の歌については、まだまだ勉強不足です。これからもっと深く掘り下げてゆきたいと願っています。
お礼まで。